二の腕の太さが左右違う…そんな悩みはこれで改善!

腕をくんで悩む女性

 

「左右の二の腕の太さが違うのは私だけ?」と悩んでいる方は意外と多いもの。

 

気になり過ぎて、素直にオシャレが楽しめないという方もいらっしゃいます。

 

今回は、そんな方のお悩みが解消できる、『二の腕に左右差ができた原因』や『改善する方法』などをおまとめいたしました!

 

 

※2019年6月7日更新

二の腕の太さに左右差ができる原因

 

まずは、『どうして左右の二の腕の太さに差ができるのか』という原因についてご紹介いたします。

 

利き腕(右腕)は太いことが多い

鉛筆を利き手で握る女の子

 

これが腕の太さに左右差ができる一番大きな原因でしょう。

 

利き腕のほうが普段からよく使うので当然太くなりやすいです。

 

特に、右腕が太い方は多いのではないでしょうか。

 

これは右腕が利き腕である人が多いため。

 

日常生活を送っているだけでも、その運動量は反対側の腕の数倍にものぼります。

 

余談ですが、右利きと左利きの割合は9:1で圧倒的に右利きの人が多いようですよ。

 

※参考サイト
http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000114063

 

利き腕の場合、幼いころから使い続けているうちに少しずつ鍛えられ、数十年たってから『左右の腕の太さが違う』という形で表れるのです。

 

猫背で太くなる

猫背でPC画面に集中する女性

 

スマホを使うことが多い現代人ならではの原因として挙げられるのが、こちらの『猫背』。

 

猫背になると、肩が体の前に落ちますよね。この肩の位置が、実は二の腕の太さに関係しているんです。

 

背筋を伸ばして肩が体の横や後ろにある時には、その状態をキープするために、二の腕の外側にある上腕三頭筋が緊張している状態になります。

 

一方、猫背で肩が体の前に落ちている時には、この上腕三頭筋が緩んでいる状態になります。

 

実際に触ってみると、その違いは歴然。

 

この筋肉の緩みが慢性的な猫背によって持続することで、筋力が衰え二の腕が太くなるのです。

 

猫背によって、両肩が同じように前に落ちる方は稀。ほとんどの方は左右どちらかの方がより前に落ちます。

 

この落ち方の違いにより、二の腕の太さに左右差が出るんですね。

 

二の腕の筋肉量の差

片腕ををダンベルで鍛える女性

 

二の腕の太さが違うもう1つの原因には、こちらの『筋肉量の差』が挙げられます。

 

特に顕著なのが、『運動をしている方』。

 

最初にご紹介したように利き腕のほうが筋肉も大きくなります。

 

スポーツでの大きな動きにより、利き腕の運動量が多くなっているため、筋肉が発達して腕の太さに左右差が出やすいんですね。

 

また、『以前運動をしていた方』にも二の腕の太さに違いが表れやすいんです。

 

  • 筋肉が落ちて脂肪に代わり、その脂肪が流れずに留まっている
  • 以前筋肉がついていたことで、筋肉がつきやすい部位になっている

 

などがその理由ですね。

二の腕の左右差を無くす方法

小さなダンベルを握った5歳の女の子

 

二の腕の太さの違いを無くすために、今日からできる改善方法を3つご紹介しましょう。

 

二の腕引き締め定番の筋トレ

まずおすすめしたいのが、こちらの筋トレ。

 

筋肉量の差が太さの左右差につながっていることから、左右差改善に最も効果的なものだと言えます。

 

運動が苦手な方でもできる、簡単な筋トレを2つご紹介いたします。

 

ダンベルフレンチプレス

こちらは、ダンベルを使用する筋トレです。500mlペットボトルで代用しても構いません。やり方はこちら。

 

チェック

  1. 背筋を伸ばして椅子に座る
  2. ダンベルを片手(両手でも可)で持って頭の後ろに回す
  3. 肘の位置はそのままで、ゆっくりと下げる
  4. 肩・肘・ダンベルが一直線になったら、素早く頭の後ろに戻す

 

このダンベルフレンチプレスでは、先ほどから何回か出てきている上腕三頭筋を鍛えることができます。

 

上腕三頭筋を鍛えることで、二の腕の脂肪を落とすことができます。

 

左右差を無くすためにおすすめなのが、Aでダンベルを持ち上げる時に片手ずつおこなうこと。

 

というのも、利き腕の方が筋肉がつきやすいため、反対側の腕と同じ回数トレーニングをすると左右差が縮まりにくいんです。

 

10回ずつを1セットでおこなうのが目安ですが、利き腕の回数を減らすなどして調整しながらおこなってください。

 

その他、両腕の細さを揃えるのにおすすめの簡単ダンベルエクササイズをこちらでご紹介しています。

 

おすすめ関連ページ

>>>ダンベルやペットボトルを使った二の腕痩せエクササイズ6選+α

 

 

二の腕ねじりトレーニング

このトレーニングには、特に準備するものはありません。

 

チェック

  1. 床に立ち、背筋を曲げないように上半身を前に傾ける
  2. 両手を後ろに伸ばし、外側に向けてねじって10秒キープ
  3. 内側に向けてねじって10秒キープ

 

これを1セット20回おこなうのが目安です。

 

ダンベルフレンチプレスよりも簡単なので、疲れやすいという方でもおこなえるトレーニングですね。

 

こちらも、太いと感じている腕のねじる回数を減らして、ゆっくりねじるように意識しながらおこないましょう。

 

※この二の腕ねじりトレーニングには向いている方、向いていない方がいるので、ご自身に向いているかこちらを参考にしてみてくださいね。

 

おすすめ関連ページ

>>>二の腕ねじりエクササイズで太くなった!向かないタイプとは?

 

 

座ってできる姿勢矯正トレーニング

姿勢の悪さが腕の太さの左右差につながっているという方におすすめなのが、こちらの『座ってできる姿勢矯正トレーニング』。

 

やり方は簡単。

 

チェック

  1. 椅子に座って両手を前にまっすぐ伸ばし、手のひら同士をつける
  2. 一度手を離し、背中の後ろに回して同じように手のひら同士をつける

 

これを、1セット20秒ずつ、朝と夜に3セットずつおこなうのが目安です。

 

このトレーニングによって上腕三頭筋と上腕二頭筋の両方が刺激されます。

 

そのため、姿勢を矯正効果だけではなく、二の腕が痩せるという直接的な効果も!

 

また、肩甲骨周りの筋肉をほぐすこともできるので、肩こりや頭痛の改善にも期待ができるんですよ。

 

 

ほぐして流すリンパマッサージ

蓄積された脂肪や老廃物などをほぐして流すリンパマッサージも、二の腕の左右差改善におすすめです。

 

チェック

  1. 指先に力を入れ、反対側の二の腕をしっかりとほぐす
  2. ワキから脇腹に向けてさすって流す

 

これだけでOKです。

 

ポイントとしては、痛いと感じるくらいしっかりとほぐすこと。太い方の腕は、さらに念入りにほぐしましょう。

 

これによってリンパの流れが良くなり、二の腕を痩せやすい状態にすることができるんです。

 

リンパマッサージは他のトレーニングと合わせておこなうとより高い効果が得られるのでぜひ試してみてください。

まとめ:二の腕の左右差の原因を知って自分に合った引き締め方法を

今回は、二の腕の太さの違いについてご紹介してまいりました。

 

利き腕か否か、姿勢が良いか悪いか。二の腕の太さに違いが出る原因は人によって様々です。

 

まずはその原因から探っていきましょう。

 

また、二の腕の細さを揃える時には定期的にメジャーで測るのがおすすめです。

 

トレーニングに励んでいたら、利き腕が細くなりすぎた、今度は逆の腕が太くなってしまった、という場合もあり得ます。

 

こちらの記事で二の腕の正しい測り方や二の腕の平均・理想の太さも紹介しているので良ければご参考下さい。

 

おすすめ関連ページ

>>>きれいな女性の二の腕の平均や理想の太さは一体何cm??正しい測り方は?

 

二の腕の太さの違いを無くす方法はたくさんあるので、諦めずに試していきましょうね。