emsで二の腕が痩せる仕組みと効果的な使い方、口コミからわかったおすすめアイテム
EMSで二の腕は痩せる?痩せるための使い方やおすすめのアイテムとは?
電気の力で筋肉を鍛えることができるダイエット器具emsは、ひと昔前と比べると目覚ましい進化を遂げています。
今さら聞けないEMSの仕組みから二の腕痩せするための効果的な使い方、口コミから分かったおすすめのEMSアイテムまでご紹介します。
※2019年6月17日更新
そもそもemsってなんなの?
ダイエットについて調べていると、「ems」という言葉がよくでてきます。
これは、
electrical muscle stimulation
の略称で、電流を筋肉の神経に流して直接作用させ、運動しなくても筋肉の収縮活動を促進するダイエット器具のことなんです。
最新のemsは、一昔前ものと比べて、段違いに効果が高くなっています。
とは言え、痩せにくいと言われている二の腕痩せ効果も期待してよいのでしょうか。
筋肉には2種類ある
筋肉は大ざっぱに分けて速筋・遅筋という2つの種類に分けることができます。
体のどちらかというと表面にある筋肉で、瞬発的な力を出すためにあります。
短距離走の選手は速筋が発達しています。
体の奥のほうにある筋肉で、持久力を出すためにあり、「インナーマッスル」と呼ばれることも。
長距離走やマラソンの選手は遅筋が発達しているんですね。
体脂肪を燃やすには、こちらの遅筋が重要になってきます。
最新のemsは速筋もインナーマッスルも鍛えられる!
ひと昔前のemsは、体の表面に作用する周波数の電流しか流すことができませんでした。
そのため、筋肉を収縮させると言っても、実際にできるのは速筋だけ。
体の奥のインナーマッスルには期待薄だったんですね。
表面的な筋肉モリモリ体型にはなりやすかったのですが、奥から鍛えて脂肪を燃やして痩せる!というのは難しかったわけです。
しかし、今のemsは速筋もインナーマッスルも鍛えることができるものが主流になっています。
速筋とインナーマッスルとの両方鍛えることができるようになり、これまで痩せにくかった二の腕痩せ効果も大いに期待できるようになったんですね。
emsで二の腕が痩せるための最も効果的な方法
さて、emsを用いて二の腕痩せを効果的にしようと思ったら、ちょっとしたコツがあります。
それは、二の腕以外の部位にもemsを用いる、ということです。
基礎代謝をアップして痩せる体質をつくる!
「え!?痩せたいところに重点的に使ったほうが効率的じゃない?」
そう思った人もいるかもしれません。
でも、効率的に痩せようと思うのなら、他の部位にもemsを使って鍛えたほうが効果が出るのが早いんです。
これは、「基礎代謝」と関係があります。
人は運動しなくても、自然と呼吸をしていますし心臓も勝手に動いていますよね?
生きるために欠かせないこうした活動のために、筋肉は常に動いています。
この生きるのに必要最低限筋肉が動いて消費されるエネルギーのことを基礎代謝と言います。
基礎代謝が高いということは、筋肉の量がそれだけ多い(筋肉が使うエネルギー量が大きい)ということです。
二の腕は元々筋肉の量も少ないので、部分的に筋トレだけしても痩せさせるのはとても難しいパーツ。
ですが、体全体の代謝が高ければ痩せやすくなります。
二の腕以外の部位にもems使ったほうが痩せやすいのはこのため。
太ももやお腹、ウェスト周りなど全身にも使ったほうがたくさんの筋肉を鍛えることができて基礎代謝もアップする=痩せやすい体質になって、二の腕痩せもしやすくなるということなんですね。
【emsのタイプ別】二の腕痩せに効果的な貼る位置
emsで効果的に痩せるには二の腕に貼る位置も知りたいところ。
貼る位置はemsのタイプによって異なるので、あなたが使おうと思っているemsのタイプに合った貼り方を参考にしてください。
シックスパッドのような巻くタイプの貼る位置
二の腕の内側から巻きつけるように貼ります。
シックスパッドの片側を二の腕の内側に貼り、上腕二頭筋(力こぶ)をまたぐように、もう片方を二の腕の外側に貼り付けます。
二の腕を両側から挟みこむように貼り付けることがポイントです。
パーフェクト4500のようなパッドタイプの貼る位置
パッドタイプも巻き付けタイプのように2枚で二の腕を内と外からはさみ込むように貼ってもOKです。
それ以外に効果的な貼り方として、筋繊維と同じ向きで貼ることが挙げられます。
筋肉は縦に筋が走っているので、平行になるように貼るのが1つのコツです。
貼る位置は筋肉の盛り上がっている部分よりも、盛り上がり始めの部分に貼ったほうが効果的です。
電気はパッドからパッドに流れるので肩に近い部分に1枚、肘に近い部分に1枚、それぞれ貼ります(関節に近すぎると痛めるので注意)。
後ろから見た時に、二の腕のたるんだ部分をちょうどパッドで上下はさみ込んだ感じになります。
emsを使い続けてどれくらいの期間で二の腕痩せる効果が出てくるの?
emsをどの程度の期間使えば二の腕が痩せ効果が出てくるのか、気になりますよね。
人によりますが、早ければ数日、長いと3ヶ月くらいはかかります。
どれくらいの期間emsを続けたら効果が出てくるのか個人差があるので難しいですが、emsの後に筋肉痛があるかないかを目安にしながら続けていくと効果を実感しやすいです。
ems後の筋肉痛はほっそり二の腕に近づいてる証拠
なぜ筋肉痛を目安にするかと言うと、筋肉痛の後に二の腕が筋力アップして引き締まるからです。
筋肉痛は、筋繊維が運動することによって破壊されることから起こります。
もちろん何日かすれば自然と回復します。
回復している間に筋繊維はさらに強化されながら修復され、完全に回復する頃、筋力がさらにアップした状態になっているんです。
運動する→筋肉痛→回復・強化→筋力アップ
これを繰り返すことで、筋肉は徐々に強くなって引き締まった腕になっていきます。
回復にかかる期間は1〜2日程度ぐらいが標準ですが、人によってはそれ以上だったり以下だったりさまざま。
なので、emsで最短期間で二の腕痩せしようとするなら、二の腕に使ってから筋肉痛がおさまるまでを1スパンとして、数日間を置いて痛くなくなったらまた使う、を繰り返すと良いでしょう。
emsを1箇所に連続して使うのはよくない
少しでも早く細くしたいからといって、1箇所に何日も連続してemsを使い続けるのはおすすめできません。
筋肉がいつまで経っても回復できないので筋繊維の強化が進まないためです。
逆に筋肉を傷めかねませんよ。
先ほどもお伝えしたように他部位にも併せてemsを使うと二の腕も痩せやすくなります。
二の腕が筋肉痛の間は、筋肉痛になっていない他の部位に使いましょう。
例えば、1日目は二の腕、次の日はお腹、さらに次の日は太もも、といった感じにemsを使う部位を日毎に変えるとよいですね。
emsで二の腕痩せた口コミの紹介
実際にemsで二の腕痩せした人の口コミをご紹介しましょう。
使いだして3日しか経っていませんがemsを使いだして二の腕が0.5cm引き締まりました!
(30代女性)
貼るタイプのものを使ってます。二の腕に貼るとピクピクして翌日筋肉痛になります。これから期待して続けます。
(40代女性)
シックスパッドを腹筋だけでなく、足や二の腕にも使ってます。
2ヶ月くらい経ちますが全身引き締まっってきて周りからも変わったと言われるくらいまでになってきました。
(20代女性)
emsは二の腕、両脚、くびれ、お尻のブヨブヨを何とかしたくて購入。
ヨガや食事制限もしながら使ってたら思ってたより早く効果が出てきました!これからもがんばります!
(40代女性)
産後のたるみが気になってボニックプロを使いました。
お腹・脚メインで使ってましたが、二の腕も試したらめちゃくちゃ細くなってびっくり!
気になるところに10秒ずつ当ててくだけだったので簡単だし楽に痩せれましたよ。
(20代女性)
emsで効果を実感できる期間は最短で3日
emsで二の腕痩せした方の口コミを調べると最短で3日という方もいました。
0.5cmと少ないですが、しばらくの期間続けていくことで効果はもっと出そうですよね。
他の方の口コミにもありましたが、はたから見てもわかるような効果を求めるなら、1ヶ月単位の期間が必要なようです。
また、二の腕だけよりも他の部位にもemsを使っている人のほうが効果を実感しやすいことが口コミでもわかりました。
口コミで見つけた二の腕におすすめのems
口コミでよく見かけた二の腕痩せにおすすめのemsを挙げると、
- シックスパッド
- ボニックプロ
- スレンダートーン
などが見つかりました。
シックスパッドはロナウドがイメージキャラクターでCMも流しているので知名度が抜群だから使っている方が多いようです。
スレンダートーンも「巻くだけで痩せる」というイメージを最初のほうに打ち出したemsだからか、選んでいる方が多いようです。
ただ、粘着パッドが剥がれやすいなどのネガティブな口コミも一定数ありました。
粘着パッドは消耗品と捉えて使い続けるならシックスパッドやスレンダートーンは二の腕痩せにもおすすめでしょう。
貼るだけなので楽なのは間違いありません。
一方ボニックプロは気になる部位に当てるタイプのems。
貼るだけのemsより少し手間ですが防水なのでお風呂場でも使えます(水中使用はNG)。
気になる部位に当てるのは5分だけというのも貼るタイプより短い時間で済みます。
お風呂中に使えて使用時間も短いので、時短したい方におすすめのemsでしょう。
ボニックプロが二の腕痩せにおすすめかどうかはこちらの記事にも詳しくまとめているので良ければご参考くださいね。
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ems効果をさらに高くするには?
emsでも二の腕痩せ効果が見込めることは口コミからわかりましたね。
でも、より早く効果を出すなら、口コミでも挙がっていた2つのことを意識すると良いでしょう。
それは、
- 有酸素運動
- 食生活
の2つです。
+αの有酸素運動であっという間にほっそり二の腕!
有酸素運動の役割は、付いている脂肪を燃やすこと。
なので、すでに二の腕に脂肪がついてしまっている場合はemsだけよりも有酸素運動を取り入れたほうが効果的です。
一方、ems含む筋トレには脂肪を付きにくくする効果があります。
有酸素運動とemsをセットですれば、脂肪が減る&付きにくくしてくれるんですね。
急いでダイエットしたい人は、ぜひウォーキングやランニング、スイミング等有酸素運動も並行して行うのがおすすめです!
そんなにがっつり有酸素運動をする暇なんてない!という人は、ストレッチでも構いません。
座ってでもできる簡単な二の腕ストレッチの方法をご紹介するので、ぜひやってみてください。
1日1回!二の腕を引き締めるストレッチ
- 両手を胸付近で引っかけて、外側に向けて互いに引きあいます。(30秒程度)
- 腕を伸ばしたままの状態で後ろに向かって回したら、左右両方の掌が上に向くようにして重ね合わせます。両掌を上・下・上・下…と交互にクロスします。(1分間程度)
- 腕を後ろに向かって伸ばしたら、掌が真後ろを向くようにし、「バイバイ」のように手を振ります。(30秒程度)
最初は少しきついかも知れませんが、やり続けているとすぐに慣れて楽にできるようになりますよ。
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emsは筋トレと同じ!高たんぱく低カロリーを意識して
emsを使った後の筋肉は、筋トレに取り組んだのと同じような状態になっています。
筋肉の元となり栄養にもなる「たんぱく質」をたくさん摂るようにしましょう。
空腹を感じると、ついつい炭水化物(ごはんやパン類、麺類、お菓子など)を食べたくなるのですが、そこはちょっと控えめにしてたんぱく質を多めにしてください。
チーズや鶏肉のささみ・胸肉など、脂肪分が低い食材だとさらに良いですね。
カロリーについても意識しておくと痩せやすくなります。 大切なのは、
消費カロリー>摂取カロリー
になるようにすること。
emsをどれだけ熱心に使っていても、消費する以上に多くのカロリーを摂っている限り、二の腕が痩せる日は来ないと言っても過言ではありません。
高たんぱく低カロリーの食生活を続けていれば、次第に痩せ体質になっていき、二の腕が細くなるのも早くなりますよ。
まとめ:ems・運動・食生活の三本立てで二の腕痩せは早くできる
最新のemsはこれまで鍛えにくかったインナーマッスルも効果的に鍛えられるようになりました。
全身にも使うことで、emsだけでも二の腕痩せ効果は期待できそうです。
もし大きな効果を早く出したいと思ったら、運動や食生活にも気を付けたほうが良いしょう。
二の腕をさらけ出す季節はすぐそこまで来ています。
二の腕ダイエットに取り組むならまさに今がタイミング。
こちらに二の腕痩せのためのグッズをまとめた記事もあります。
emsも紹介しているので、ご興味あれば参考にしてくださいね。